明神古墳群  長島町蔵之元明神

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明神古墳群  長島町蔵之元明神

鹿児島県教育委員会HP「鹿児島県の文化財」による説明は、次のとおり。蔵之元港への国道389号に明神古墳群への入口案内板がある。

明神古墳群
【所在地】出水郡長島町蔵之元明神
【種 別】県指定史跡
【指定年月日】昭和 58 年4月 13 日

明神古墳群のある蔵之元は,長島の西北部にあたり,西に長島海峡をへだてて天草の牛深市を望む。古墳群は,東シナ海に流れ込む河川の南側で,礫層の上に形成された広葉樹やガジュマルの茂る海岸防風林の中にある。
古墳群全体は小高い墳丘を形成し,その中に 30 基余りの栗石積みの竪穴式石室が点在している。うち6基が昭和 37,38(1962,63)年に発掘調査されたが,他は未調査である。
1号墳は栗石を横積みした不整形な長方形で,長軸が約3 m ある。石室床面ではサンゴや軽石の破片,人骨片,鉄鏃,刀子などが発見されている。
2号墳は,羨門をもつ横穴系竪穴式石室で,長軸約 2.75m,羨道の長さ 55cm で遺物はない。
3号墳は,2号墳と同形式で,土師器片,鉄刀,鉄鏃等が出土し,頭骨と鏡も出土し小浜崎古墳群した。