半 鐘 台 兵庫県南あわじ市阿万上町
淡路地域ビジョン社会基盤分科会HP「淡路島近代化遺産マップ」による説明は、次のとおり。
福良から県道25号により阿万上町へ向かう。県道76号との交差点は直進。本庄川に出て上流へ進む。商店街の慈眼寺角(まんじゅう岸上堂前)から亀岡八幡宮に入る。
川沿いの車道、上町公会堂先に赤い半鐘台が見える。
淡路島近代化遺産 18 半鐘台
■ 基礎データ
名 称:半鐘台
分 野:防災施設
所在地:南あわじ市阿万上町
設計者:不明
構 造:鉄骨造
竣工年:不明
■ 概要説明
淡路島内においても、現在ではほとんどの“半鐘台”は姿を消し、正確な数字は不明であるが、わずか数基を残すのみとなっている。一般的にこの“半鐘台”には“屯所”がセットになって設置されるが、“だんじり”祭りが盛んに行われる南淡路では、それに“だんじり”を収納するための小屋が加わり、3点セットになって設置されている。“半鐘台”は、櫓というその形状から必然的に地域のシンボルになる要素を備えているが、これに“だんじり小屋”という伝統文化的要素が加わることで、この3点セットは、南淡路地域固有の風景を創出する存在となっている。