千草のホルトノキ 兵庫県洲本市千草
HP「人里の巨木たち」全国巨樹探訪記による説明は、次のとおり。
洲本市街から県道481号により猪鼻第二ダムの方へ向かう。青少年教育キャンプ場入口を過ぎ、しばらく行くと猪鼻公会堂(公民館)があり、その側にホルトノキがある。
名称 千草のホルトノキ (ちくさのほるとのき)
樹種 ホルトノキ
樹高 不明
目通り幹囲 4.8m(注2 社団法人兵庫県治山林道協会によるWEBサイト)
推定樹齢 不明
所在地の地名 兵庫県洲本市千草
天然記念物指定 なし
洲本市街から千草川(中・上流では猪鼻川)沿いに、県道481号(相川下清水線)を南下する。道なりに進んで行くと、やがて、まだ新しい猪鼻公会堂の隣に小さな森が見える。
森の中に分け入ると小さな石祠が3つ並んでいて、その隣に、力強い姿の巨木が立っていた。それがこのホルトノキである。
比較的若い個体のようで、樹皮は瑞々しく、失われた大枝もほとんどない。他の木々からひときわ抜きんでて、幅の広い大きな樹冠を戴いている。樹勢は申し分ないように見える。
幹囲のサイズとしてはまだ物足りない気持ちもするが、近い将来に於けるホルトノキ名木の有力候補であることは間違いない。今後のさらなる生長に期待したい。
ただし、どういうわけか、こんなに立派なホルトノキが環境省巨樹データベースから漏れ落ちてしまった。私も、たまたま上記WEBサイトを目にすることがなかったなら、せっかく淡路島に上陸したのに、訪ねることなく通り過ぎてしまうところだった。