高崎台場 兵庫県洲本市由良町成ヶ島
淡路地域ビジョン社会基盤分科会HP「淡路島近代化遺産マップ」による説明は、次のとおり。
成ヶ島の高崎台場跡には、簡単に行かれないから、対岸の今川口から高崎灯台を写す。
県道76号で由良町の中心を過ぎ、由良中学校前は左折。しばらく行くと「生石公園」への案内標識がある。公園の方へ向かい、すぐ堤手前から左の車道をエトワール生石へ進む。その先が今川口の海岸で、対面に高崎灯台が近く望める。
成ヶ島は、次も参照。 https://misakimichi.com/archives/3771
淡路島近代化遺産 9 高崎台場
■ 基礎データ
名 称:高崎台場
分 野:軍事施設
所在地:洲本市由良町成ヶ島
設計者:勝浦安右衛門(徳島藩)
構 造:土塁・石塁
竣工年:文久元(1861)年
■ 概要説明
高崎台場は幕末に洋式砲台として作られたもので、安政元(1854)年幕府の命により徳島藩が築造開始。見取り図的に上からみると、堤防の形状が星形になっているのは、当時の要塞の特徴でもある。現在でも、石塁の大部分が残存しており、高崎灯台へ登る階段は要塞時代に設置されたものをそのまま活用していると思われる。大砲が64門備え付けられていたという。