生石山保塁 兵庫県洲本市由良町生石
淡路地域ビジョン社会基盤分科会HP「淡路島近代化遺産マップ」による説明は、次のとおり。
県道76号で由良町の中心を過ぎ、由良中学校前は左折。しばらく行くと「生石公園」への案内標識がある。公園の方へ向かい、山頂まで上がると「生石山保塁跡」と「第1砲台跡」がある。
淡路島近代化遺産 8 生石山保塁
■ 基礎データ
名 称:生石山保塁
分 野:軍事施設
所在地:洲本市由良町生石
設計者: −
構 造:石塁・レンガ
竣工年:明治30(1897)年
※写真は、第4砲台にあった加農砲
■ 概要説明
生石山保塁は、生石山第1砲台の北西にあり、生石山の背後から上陸してきた敵を迎え撃つ備えとなっている。普段は備砲はなく、有事の際に運ぶ予定となっていた。生石山保塁より1.5キロメートル西に伊張山保塁がある。由良要塞司令部より1.2キロメートル西に赤松保塁がある。由良要塞の司令部の裏山を守るために築かれた。