妙勝寺庭園  兵庫県淡路市釜口

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妙勝寺庭園  兵庫県淡路市釜口

国道28号の釜口交差点から西の高台へ約1kmほど進むと、白塀と石垣に囲まれた法華宗本門流御太刀山妙勝寺がある。大クスノキもある寺である。
現地説明板は次のとおり。

県指定文化財 妙勝寺庭園
指定年月日 昭和55年3月25日
所有者・管理者 妙勝寺

江戸初期の様式を有する池泉鑑賞式庭園で面積374平方メートル、淡路最古の庭園である。
滝部は、築山最上部に遠山石、次いで左右の数石からなる滝添石を組み、前面の蓬莱式池泉には、向って右に鶴島、左に亀島が配されとくに鶴を象徴する羽石、鶴首石と亀頭石が注目される。
各所にモミジ・ゴヨウマツ・ソテツさらにヒラドツツジ・ナンテンなど十分に吟味された植栽がなされている。
このように、池割、石組、植栽樹よりみて名勝としての価値がある。

平成2年11月 兵庫県教育委員会