正面「みさき道 今魚町」 三和行政センター前広場
(県養護学校近くにあったのを、移設展示)
[説明板文面] みさき道の道塚
みさき道とは、唐人屋敷があった長崎市館内町から野母崎町脇岬の観音寺までの7里(28km)の古道をいいます。
江戸時代から盛んになった観音信仰の道で、その道筋に当時の今魚町(現在 魚の町・桜町)が道標として50本寄贈したといわれ、11本が現存しています。そのうちの1本がこれで、およそ180年ほど前のものです。
また、世界に開かれた長崎の防備のため、数多くの台場(砲台)をつなぐ道でもあり、唐貿易に係わっての抜け荷(密貿易)の道だったとも言われています。
平成16年1月 三和町教育委員会
(川上氏HPから修正作成)