大正十一年頃のガラス写真 11ほか 潮見崎の磯遊び

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大正十一年頃のガラス写真 11ほか 潮見崎の磯遊び

「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。

「大正十一年頃のガラス写真」
11,280,291  (潮見崎の磯遊び)

■ 確認結果

「ガラス写真」とは、感光する写真乳剤を塗ったガラス板を写真機にセットして撮影した後、乾板をもとに写真を焼き付ける。フィルムが普及する前の明治から昭和にかけてよく使われた(朝日新聞キーワード解説)。
スタジオアートアイ制作CD「大正十一年頃のガラス写真」は、長崎を撮影していると思われる
308枚の写真。整理番号のみで、撮影地はまったくわからない。心当たりの場所を探してみる。

整理番号11,280,291は、一連の家族写真。現在の長崎市茂木町「潮見崎」の磯遊び風景と思われる。背景に写っているのは、赤崎鼻である。現在の「いけす料理かね万」前あたりの海岸を撮影している。
「かね万」は、昭和7年8月休息所として最初は開業しているので、それ以前の写真であろう。