寛斎帰路長崎往還道の踏査と草刈り整備  2013年5月

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寛斎帰路長崎往還道の踏査と草刈り整備  2013年5月

2013年5月26日(日)快晴。寛斎帰路長崎往還道の踏査と草刈り整備。参加10人。みさき道歩会の例会だが、新聞により広報し、一般参加行事として実施した。19日が雨のため延期した。
三和行政センター前9:35—西大道道塚10:05—平山台団地上分岐10:40—平山地蔵堂11:35—江川総合運動公園12:30(昼食)13:10—鹿尾川渡り地点13:58—ダイヤランド水準点14:41—現右衛門茶屋跡道塚15:00—二本松神社16:30—大浦石橋電停16:45(徒歩距離 約12km)

「みさき道」の別ルート紹介と草刈り整備は、一般参加行事で4,5月にかけ4回実施中。今回はその第4回目。関寛斎日記の帰路である「長崎往還道」を解明する。
国道499号蚊焼入口先の石段を上がり、「みさき道」を平山台団地上の水道タンクまで戻る。途中に2本の道塚がある。平山台団地上の地点は、重要な場所で、深堀道と長崎道の分岐である。関寛斎日記の記述は次のとおりである。
「夫(蚊焼茶屋)より半里許を行て昨日と道を換ふ。西方は深堀、東方は長崎道なり、八幡山峠を西に見八郎ヵ岳を東に見る」。距離や状景から、平山台団地上の水道タンク地点が分岐に間違いなく、明治地図の県道である。

平山へ下る道はさほど荒れていなく、団地北側の側溝に出る。車道を出入りしながら平山地蔵堂に着き、為石からの「長崎往還道」と合する。「長崎往還道」は、現在の国道499号に沿った道だが、ルートは地図のとおり。道はほとんど残って歩ける。江川総合運動公園で昼食。
午後からは、いつも歩く「みさき道」の逆コース。土井首大山祗神社前の鹿尾川渡り地点の跡を見てダイヤランドへ上がる。最近発見した明治地図の水準点、現右衛門茶屋跡道塚、南佐嘉領藩境石を見学しながら、上戸町の一方通行の所から弁慶岩の方へ登る。二本松神社から大浦石橋電停に下って今回の企画は終了した。
こんな道歩きに関心があり、新しい参加者が熱心に草刈り整備に協力してくれたことは、大きな収穫で感謝したい。