大正十一年頃のガラス写真 075ほか 諏訪神社の社務所

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大正十一年頃のガラス写真 075ほか 諏訪神社の社務所

「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。

「大正十一年頃のガラス写真」
075,118,297  (諏訪神社の社務所)

■ 確認結果

「ガラス写真」とは、感光する写真乳剤を塗ったガラス板を写真機にセットして撮影した後、乾板をもとに写真を焼き付ける。フィルムが普及する前の明治から昭和にかけてよく使われた(朝日新聞キーワード解説)。
スタジオアートアイ制作CD「大正十一年頃のガラス写真」は、長崎を撮影していると思われる
308枚の写真。整理番号のみで、撮影地はまったくわからない。心当たりの場所を探してみる。

整理番号075,118,297は、長崎「諏訪神社」の旧社務所であろう。
1枚目と3枚目は、長崎公園側から、2枚目は拝殿側から撮影している。
現在の社殿は、御鎮座360年(昭和58年)、370年(平成6年)を迎えて、2度の造営が行われ完成した。当時とは建物の様子が変わっている。

同じ旧社務所の玄関は、HP「長崎ビフォーアフター ぼくらの古写真」に投稿されている。「戦前の諏訪神社の本殿横での祖母の記念写真です。カメラの後方は長崎公園です」とあり、説明は合致するので参照。  http://naagle.com/photos/view/229