長崎県の石炭産業と近代化遺産 6P 炭鉱の島々 ほか

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長崎県の石炭産業と近代化遺産 6P 炭鉱の島々 ほか

「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。

長崎近代化遺産研究会編 「長崎県の石炭産業と近代化遺産」

6P ②長崎市稲佐山展望台からの風景。日本の近代化に貢献した炭鉱の島々が写っている。

22P 〔20〕北渓井坑跡 所在地:長崎市高島町

■ 確認結果

長崎近代化遺産研究会編「長崎県の石炭産業と近代化遺産」は、財団法人長崎県産炭地域振興財団「平成22年度産炭地域活性化基金助成事業」により出版されている。
現在の写真などであるが、間違いを2点説明する。

6P「②長崎市稲佐山展望台からの風景。日本の近代化に貢献した炭鉱の島々が写っている」は、手前左を「高鉾島」、手前右を「四郎ヶ島」と説明している。
すぐ近く神の島公園展望台からの確認写真のとおり、手前左は「四郎ヶ島」、手前右は(神の島側の)「中ノ島」が正しい。高鉾島は、次の写真どおり左外となり、島の形に特徴がある。

22P「〔20〕北渓井坑跡」のアクセス地図は、同坑跡に上段の「小菅修船場跡●」を、間違って赤色で印字している。
いずれも、添付の正誤表にも載っていない。監修は正しくお願いしたい。