メガネ橋 徳島県鳴門市大麻町
HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」徳島県の石橋によるデータ及び現地説明板は、次のとおり。
ドイツ兵捕虜がドイツ橋とともに架けた小さなメガネ橋。大麻比古神社本殿奥の「心願の鏡池」にある。
№3,899 メガネ橋
鳴門市大麻町板東
橋長:m 橋幅:m 径間:0.6×2
心願の鏡池
第一次世界大戦のさなか、中国青島の戦いで捕虜になったドイツ兵士約千人が、大正6年から9年にかけて異郷の地、坂東俘虜収容所に過ごした。
ドイツ兵士達の、遠い祖国を偲びながらの一日も早く故国に帰れることを願いて、当神域を散策し、記念のため境内に池を掘ってメガネ橋を配し、小谷にドイツ橋を架けた。
坂東の地で日々を送った兵士達は、地元の人々と国境を越えた暖かい友情で結ばれ、今も尚日独友好の灯をともし続けている。以来七十余年を経て、この度当神社では神池を拡張し、メガネ橋の周辺を整備し『心願の鏡池』と命名した。
平成四年三月吉日 阿波国一の宮 大麻比古神社社務所