加茂の大クス 徳島県東みよし町加茂
国指定文化財等データベースによる解説は、次のとおり。
名称: 加茂の大クス
ふりがな: かものおおくす
種別1: 特別天然記念物
指定年月日: 1926.10.20(大正15.10.20)
特別指定年月日: 1956.07.19(昭和31.07.19)
指定基準: (一)名木、巨樹、老樹、畸形木、栽培植物の原木、並木、社叢
所在都道府県: 徳島県
所在地(市区町村): 三好郡東みよし町
解説文:
天然紀念物調査報告(植物之部)第二輯 一二四頁 參照 第六輯 三九頁 天然紀念物解説 一四四頁 本樹 Cinnamomum Camphora Nees. et Eberm. ハ田圃ノ間ニ立テリ地上五尺ノ幹圍四丈、地上二間ノ處ヨリ十二本ノ太キ枝ヲ分ツ枝ハ七八十尺ヅヽ四方ヘ擴リ樹形壯大ナリ
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』による解説は、次のとおり。
加茂の大クス
加茂の大クス(かものおおクス)は、徳島県東みよし町加茂(旧三加茂町)にあるクスノキの巨木。国の特別天然記念物に指定されている。新日本名木百選選定。
概要・歴史
吉野川南岸のJR徳島線阿波加茂駅の北東にる、旧若宮神社の社地跡にあり、源平の頃よりあると伝わっている。1926年(大正15年)内務省告示第58号により天然記念物に指定され、1956年(昭和31年)に文化財保護法に基づき国の特別天然記念物に指定された。
昭和以降、周辺の開発の影響により樹勢が低下したため、県や町により周囲の水田を買い取り、周囲に土を入れるなどして、樹勢の回復につとめている[1]。
データ
平成19年11月1日の環境省による計測値
所在地:東みよし町加茂1482番地
樹齢:約1000年
根回経:23.35m 幹経:16.72m(環境省巨樹測定基準) 14.10m(地上1.3m凹凸を含まない)
樹高:26m 枝張東西:52m 枝張南北:42m