波止浜  愛媛県今治市波止浜・波方町

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波止浜  愛媛県今治市波止浜・波方町

国指定文化財等データベース及び愛媛県の文化財による解説は、次のとおり。

名称: 波止浜
ふりがな: はしはま
種別1: 名勝
指定年月日: 1938.05.30(昭和13.05.30)
指定基準: 八.砂丘、砂嘴(さし)、海浜、島嶼
所在都道府県: 愛媛県
所在地(市区町村): 今治市波止浜・波方町
解説文:
伊豫高繩半島ノ北端ト大島トノ間ニ介マレル來島海峽ハ大瀬戸來島ノ兩瀬ヨリ成リ渦巻ノ壯觀鳴門ニ似タルモノアリ兩瀬戸ノ中ニ來島、小島等大小幾多ノ島嶼相接シテ横ハリ帆影其ノ間ヲ去來シテ瀬戸内海中ノ一勝區ヲ成ス就中波止濱公園ハ展望美ノ中心ヲナシ遠山、近水、監濱、漁汀ト相呼應シテ恰モ一幅ノ畫圖ヲ見ルガ如シ

(愛媛県解説)
今治市の波止浜公園、遠浅で奥深い入江を持つは筥潟湾及びその沖に浮かぶ来島、小島よりなる景勝地である。
高縄半島の北東端部と大島との間にはさまれた来島海峡は、大瀬戸、来島瀬戸よりなっており、海峡の急激な潮流は渦潮を作り壮観である。両瀬戸の中には大小の島や岩礁等が相接しており、その間を数多くの船舶が絶えず航行している。
来島は慶長6(1601)年まで来島村上氏の居城で全島が城塞であった。岩礁には現在もなお柱穴などの遺構が見られる。
小島には明治33(1900)年に内海防衛の目的で築かれた芸予要塞小島砲台跡が現在も残っている。