長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号: 4932 日光東照宮陽明門(40)
「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。
目録番号: 4932 日光東照宮陽明門(40)
〔画像解説〕
陽明門の正面を写している。日光東照宮を象徴する陽明門には、江戸時代初期の工芸・装飾技術の全てが集約されている。陽明門に施された人物、霊獣、動物、花鳥、地紋など、彫刻の数は508体。一日中眺めても飽きないため、俗に「日暮らし門」とも呼ばれる。
目録番号:1719 日光東照宮陽明門(17)
〔画像解説〕
陽明門の正面である。中央に御水尾天皇直筆の額がかかげられ、門の上層は龍、下層は唐獅子の彫刻で埋め尽くされている。左右の壁がんには随神像が置かれている。左右の袖堀とそれに連らなる回廊の彫刻彩色が美しい。
■ 確認結果
目録番号: 4932「日光東照宮陽明門(40)」は、目録番号:1719「日光東照宮陽明門(17)」と同じ写真であろう。
〔撮影者:鈴木真一〕となるのではないか。