長崎名勝図絵の風景  1  はじめに

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長崎名勝図絵の風景  1  はじめに

「長崎名勝図絵」は、長崎奉行筒井和泉守政憲の命を承け、当時長崎聖堂助教で儒者であった、西疇 饒田喩義強明が、野口文龍渕蔵の協力を得て編述し、これに画家の竹雲 打橋喜驚惟敬の精緻な挿絵を加え、完成したもので、執筆は文化、文政年間(1804−1829)であったと思われる。

平易に読める文体に書き改めた詳訳が、丹羽漢吉先生の訳著によって、長崎文献社から長崎文献叢書第一集・第三巻「長崎名勝図絵」として、昭和49年(1972)2月発行されている。
執筆にあたってでは、「150年(当時)前の長崎の観光案内書として、現在の長崎と対照して読んで頂き、併せて郷土史入門書として親しんで頂くのが目的であります。そういう面で、少しでも役に立つことができれば…」と念願されている。(以上、発刊序から)

本ブログ「長崎名勝図絵の風景」は、この意味で主な図絵について現今の写真と対比させ、見てもらおうという試み。伊能忠敬研究会入江さんのアイデァだった。
デフォルメされた図絵が多く、現在ではそのとおりの風景はほとんど写せない。おおかたがわかる程度の写真として撮影している。解説は詳しく引用できないので、図書を参照していただきたい。

長崎名勝図絵 巻之二下   南邊之部

長崎港内唐船入津 九 荷役之図  (文献叢書 118〜119頁)