長崎外の古写真考 目録番号:2591 西大谷円通橋(4)

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長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号:2591 西大谷円通橋(4)

HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。

目録番号:2591 西大谷円通橋(4)
[画像解説]
西大谷円通橋を皎月池南西縁より北北東に望む。円通橋は安政3年(1865)に築造された石橋である。その形より眼鏡橋と称され、幕末から明治にかけて紅白の蓮が眺められる景勝地であった。橋上の高欄脇には蓮を眺めるモデルの男性が立っている。橋向こうに建つ茶店には人影が見える。

■ 確認結果

目録番号:2591「西大谷円通橋(4)」と同じ作品が、「写真の中の明治・大正 −国立国会図書館所蔵写真帳からー」に掲載されている。同データは次のとおり。
したがって撮影年代は、「明治33年頃」となろう。

眼鏡橋  寺社
掲載資料 日本之名勝  刊行年 明33  請求記号 YDM23032
住所表記(明治期) 京都市下京区五条通東山  住所表記(現在) 京都市東山区五条橋東