長崎大学医学部の原爆医学資料展示室と被爆遺構 長崎市坂本1丁目
先日の記事「開院150周年長崎大学病院」に続き、12月12日長崎大学医学部構内を訪れてみた。医学部構内の記事(3)は、「原爆医学資料展示室」及び「長崎医科大学の門柱」や「配電室」の被爆遺構。
キャンパスマップによる説明は、次のとおり。
1 原爆医学資料展示室
原爆医学資料展示室では、長崎医科大学が原爆により壊滅状態になった際の貴重な資料である血染めの白衣、原子爆弾救護報告、原爆被災復興日誌や原爆の医学的影響のパネルを展示しています。小中高生、一般市民、研究者に公開され、平和教育に活用されています。
◎見学時間 9;00〜16:00(平日)
8 長崎医科大学の門柱
医学部の図書館裏には、かつて長崎医科大学の正門だった二本の門柱があり、その一つ(左側)が傾いたままになっています。これは原爆の爆風によるものです。大きな石材でつくられた門柱のその姿は、原爆の凄まじさを物語っています。
9 被爆した配電室
医学部正門そばの良順会館裏手にある旧配電室は、爆心地から東約600メートルという近距離にありましたが、当時としては珍しい堅固なコンクリート造りだったため、被爆による難を逃れました。