日出のサザンカ  日出町日出

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日出のサザンカ  日出町日出

国道10号が日出町の中心に入り、松屋寺入口の次、JR暘谷駅入口交差点から右折する。駅も過ぎ、通りを海岸の城跡の方へ進む。
「暘谷城跡」に建つのは日出小学校。左方の奥にあるのが「日出中学校」である。サザンカは中学校の正門から少し入った校地内に立つ。
現地説明板は、次のとおり。

日出のサザンカ
この木は、現在の日出中学校校地内(日出藩士族屋敷)に生育している。樹齢は400年以上に達すると推定されている。日出藩初代藩主木下延俊が築城し、士族屋敷を設けたのは慶長7年(1602)。この時すでに生育していたか、あるいは、その際に植えたものかは不明であるが、現在も樹勢は盛んである。地上1mで数枝の枝が伸び、高さ7.6m、枝張りは東西8m、南北5mである。
花は花弁先端部が紅色を帯びている。サザンカの品種についての記録は、元禄8年(1695)に出版された「花壇地錦抄」が最初であるが、同書出版の100年前、すでに園芸品種サザンカが存在していたことを物語るもので、きわめて価値が高いといわれている。
このことから、日出町では、サザンカを町花として定めている。
県天然記念物  昭和32年3月26日指定