藤群神社の二本スギ(右)(左)  宇佐市院内町斉藤

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藤群神社の二本スギ(右)(左)  宇佐市院内町斉藤

院内町の国道387号沿い院内郵便局から県道27号(院内耶馬渓線)へ入る。すぐ2本の大スギが見えてくる。ここが藤群神社で、右左2本とも特別保護樹木となっている。
大分県森との共生推進室HP「豊の国の名樹」による説明は次のとおり。

特別保護樹木 53.藤群神社の二本スギ(右)
特別保護樹木 54.藤群神社の二本スギ(左)
樹種名 : スギ
樹 齢 : 400年
樹 高 : 31.0m(右) 32.0m(左)
幹 周 : 5.90m(右) 6.60m(左)
所在地 : 院内町大字斉藤
所有者 : 藤群神社
来 歴
院内町大字斉藤、藤群神社の境内、鳥居をくぐった両側に聳える巨樹。ご神木。県指定特別保護樹木。
社殿によれば1363年に藤群神社成立との伝承があるが、確実な資料によれば、1712年成立の資料があり、そのころ以前に大スギは神社内に存在していたと思われる。
昔は斉藤部落のみの神社であったが、その後、斉藤地区10部落の一〇社が合社された。
大スギは2本とも推定樹齢400年以上と思われるが、神社に向かって右が目通り周囲の大きさ590cm、樹高31m、左側は目通り周囲の大きさ660cm、樹高32mと成長に若干の差が見られる。
神社成立後、氏子が境内にスギを植栽し、氏子及び地域の人々により代々大切に守り育てられ、今日に至ったものである。この2本の大スギは藤群神社の森として重要であるばかりでなく、広く町内外の人にも知られており、「藤群神社のスギ」として地域のシンボルともなっている。