隠岐の島の巨樹・名木 島後(1)  島根県隠岐の島町

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隠岐の島の巨樹・名木 島後(1)  島根県隠岐の島町

十人十色しまねの旅ガイド「しまねの巨木巡り」隠岐エリアによる説明は次のとおり。所在地図も同HPから。

写真  1〜  4    1 玉若酢命神社(隠岐の島町下西)
島根県NO.1 国指定天然記念物のスギ
◆スギ(通称:八百(やお)杉)  幹囲11m 樹高30m
概要: わが国有数のスギの巨木で、樹齢は千数百年といわれる。伝説によれば遠い昔、若狭の国小浜(現・福井県小浜市)から、人魚の肉を食べて不老不死となった比丘尼(びくに「尼」)が渡って来て境内にスギ苗を植え、「800年後に再びここに来るであろう」と言って去ったとのこと。この伝説から八百(やおすぎ)杉と名づけられたという。この八百杉に耳をあてて心を静めると、寝ている間に根元に閉じ込められた大蛇のいびきが聞こえてくるとの言い伝えもある。
アクセス: 西郷港から国道485号を下西方面へ約2km行くと、国道沿いの左側に玉若酢命神社がある。「八百杉」は、神社の随神門を入ってすぐ右側にある。

写真  5〜  8    2 御崎神社(隠岐の島町東町字屋)
町指定天然記念物の神社森
◆タブノキ  幹囲4.1m 樹高25m
概要: タブノキは隠岐の方言で「タンノキ」と呼ばれ、昔の隠岐にはかなり生育していたとのこと。今ではその数も少なくなっているが、この神社森には胸高直径70cm以上の大木が11本もあり、イヌマキも胸高直径71cmの大木がある。このほかゴヨウマツの大木などもあり、貴重な森となっている。
アクセス: 西郷港から北へ向かう、御碕神社まで約500m。宇屋トンネルの手前、宇屋川にかかる橋(新永代橋)を渡ってすぐ左折し、さらに右折すると道路左側に東町集会所がある。脇の石段を登っていくと神社がある。
(注 該当のタブノキは伐採されている?)

写真  9〜 12    3 藤田邸(隠岐の島町犬来)
町指定天然記念物のスタジイ
◆スダジイ  幹囲8.6m 樹高13m、 幹囲4.4m 樹高15m
概要: 同家の裏の林にある古い祠(ほこら)に寄り添うようにして立つ2本の巨木。樹齢は不明であるが、その堂々たる風格にずっしりとした歴史の重みを感じとることができる。
アクセス: 県道47号(西郷布施線)を犬来に入る。約700m。入ってすぐ右方面の道を行く、さらに2回ほど右折を繰り返すと、まもなく道路右側の奥まった所に墓地がある。
(注 車道終点まで行くと藤田家の小墓地がある。林奥に祠とスタジイがある)

写真 13〜 16    4 物忌神社(隠岐の島町近石)
町指定天然記念物のスギ
◆スギ 幹囲6.4m 樹高25m
概要: こぢんまりとした古社の森で圧倒的な存在感を見せる巨木は、まるで神域を守るかのように威厳に満ちている。古い社殿に雪よけのムシロが張られているのが珍しい。
アクセス: 西郷港から国道485号を五箇方面へ。県道316号と分かれる隠岐の島町原田の分岐点よりさらに約1.1km。国道に沿った道(右手の道) に入って民家の密集したあたりに鳥居が見える。
(注 赤屋根の家の後ろが神社。車道から鳥居が見えないのでスギの木立を探す)

写真 17〜 19    5 御客神社(隠岐の島町原田)
町指定天然記念物のケヤキ
◆ケヤキ 幹囲5.2m 樹高23m
概要: 社殿背後の小山にそびえるケヤキは、春から夏にかけて神社を覆うように見事な樹幹を呈する。以前この神社にはケヤキと共に杉の巨木2本もあって、「おんぎゃくさんの三大木」と呼ばれていたが、スギの巨木は樹勢が衰えて朽ちたため切り倒され、その切り株のウロ(空洞)に2代目のスギ2本が植えられている。
アクセス: 西郷港から国道485号を五箇方面へ約5km。隠岐の島町原田より中村方面の県道316号に入って約1km弱。道路沿い左側に鳥居が見える。