長崎外の古写真考 目録番号:3948 芦ノ湖(13)

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長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号:3948 芦ノ湖(13)

HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。

目録番号:3948 芦ノ湖(13)
〔画像解説〕
箱根関所跡付近から見た箱根宿の眺望。芦ノ湖に臨んでいる建物は大きな藁葺き屋根の建物と一体のもので、いわゆる本陣である。本陣は江戸時代、参勤交代の折に大名等が宿泊・休憩した。背後の山は鞍掛山で、芦ノ湖の手前には、杉並木と湖を眺める職人風の人物が見られる。

■ 確認結果

目録番号:3948「芦ノ湖(13)」は、〔撮影者:F.ベアト〕であろう。
横浜開港資料館編「F.ベアト写真集1 幕末日本の風景と人びと」明石書店2006年刊85頁に、「89.芦ノ湖を隔てて箱根宿を望む」として掲載されている。