長崎の古写真考 目録番号:5632 中島川の桜馬場堰 ほか

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

長崎の幕末・明治期古写真考 目録番号:5632 中島川の桜馬場堰 ほか

HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。

目録番号:5632 中島川の桜馬場堰
〔画像解説〕
中島川上流の桜馬場町および伊良林町、中島川と鳴滝川の合流地点付近(現・中之橋付近)の風景で「桜場晴嵐」として崎陽八景に数えられている。右手建物上流は明治中期から昭和前期まで桜の名所であった「中川カルルス」である。オーストリア(現・チェコ共和国)のカルルス温泉の成分表により温泉を提供した。

目録番号:3801 中島川の桜馬場      (掲載略)

■ 確認結果

目録番号:5632「中島川の桜馬場堰」と、目録番号:3801「中島川の桜馬場」(掲載略)は同じ写真。〔画像解説〕のとおり中島川の上流部で、鳴滝川との合流地点付近(現・国道34号「中之橋」付近)にあった「桜馬場堰」を写しているのは、間違いないようだ。

桜の名所だった「中川カルルス」は、中島川のまだ上流となる。右手建物は、現在の長崎市立伊良林小学校グランドの東端あたりと思われる。明治35年(1902年)に伊良林尋常小学校は創設された。右手建物は学校の可能性もある。

このあたりは伊良林から中島川を渡り、桜馬場へ続く路地が残っている。詳しい検証をお願いしたい。