長崎外の古写真考 目録番号:1793 都踊り(1) ほか

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長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号:1793 都踊り(1) ほか

HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。

目録番号:1793 都踊り(1)
〔画像解説〕
都踊りは京都祇園の芸妓の踊り。毎年4月1日から30日まで京都祇園の歌舞練場で催される。明治5年(1872)に始まる。したがって整理番号42-27、47-28、47-29の写真はこれ以後の撮影。

目録番号:1794 都踊り(2)   (掲載略)
〔画像解説〕
京都祇園で毎年開かれる都踊りの写真。鼓、三味線の伴奏で、芸妓が一人扇を開いて踊っている。背後は大きな屏風。

目録番号:1795 都踊り(3)   (掲載略)
〔画像解説〕
京都祇園で毎年4月に開かれる都踊りの写真。屏風を背に華やかな集団の踊り。「毎年踊り子と演奏者はもっとも有名な踊り子と歌い手である。」という意味の英語が付されている。

■ 確認結果

目録番号:1793「都踊り(1)」の左下キャプションを拡大すると、「IN KYOTO」のような英字が見える。〔撮影地域:京都〕で良いのではないか。
関連作品の目録番号:1794「都踊り(2)」、目録番号:1795「都踊り(3)」も同じ。