早坂町の洞穴 ②  茂木新四国八十八ケ所第71番霊場

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早坂町の洞穴 ②  茂木新四国八十八ケ所第71番霊場

長崎市早坂町にある霊場の洞穴。第36番霊場から「奥ノ院十三佛一丁」と岩に刻みがあり、竹林の道を10分ほどさらに行く。第71番霊場のこちらはすごい。北西矢岳を向いた高く大きな岩盤の根元に見事な洞穴があった。岩永氏著には2つしか紹介されてないが、その上にもう1つ大きな穴があった。こんな高い岩場に人は簡単に登って掘れない。3つとも人為の洞穴と一概に考えられないのではなかろうか。
岩永弘著「長崎周辺”石・岩・陰陽石”」2002年新春刊60頁による説明は次のとおり。

第36番霊場から更に6分山道を上った右前方に巨大な岩盤(推測巾50m、高さ20m)がある。此の根元に隣同士に2つの洞穴がある。此処が第71番霊場で剣五山弥谷寺・千手観音が祀られている。夫れ夫れの洞穴は畳10枚?は敷ける広さである。奥に祀られた高さ60cmの卵形石に「高岩山神社 大正十四年」とある。
洞穴が「鬼の岩屋」と呼ばれているのも正に其の名に相応しい。

☆茂木商工会のパンフレットによると、茂木の八十八ケ所が出来たのは茂木の先達が昭和4年に四国霊場の砂を持ち帰り、古くからあった祠の所に埋めて各霊場としたものだそうである。