長崎外の古写真考 目録番号:5549 池上本願寺

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長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号:5549 池上本願寺

HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。

目録番号:5549 池上本願寺

目録番号:2613 池上本門寺(3)
〔画像解説〕
元禄年間(1688〜1704)年に建造の総門(現存)を入り、加藤清正が寄進して元禄年間(1596〜1615)に造られた石段を上り、慶長13年(1603)二代将軍徳川秀忠が五重塔と共に建立した三門を潜った所から右側を見ると、この写真の風景になる。左は大太鼓の納められていた鼓楼。三門も鼓楼も戦災で焼失。五重塔は焼けずに現存。関東で最古の五重塔である。高さ29、5m。国の重要文化財。明治中期。

■ 確認結果

目録番号:5549「池上本願寺」は、次の目録番号:2613「池上本門寺(3)」のとおり、寺名は「池上本門寺」が正しい。現在の池上本門寺、五重塔写真は、ギャメロンさん撮影。

池上本門寺(いけがみほんもんじ)は、東京都大田区池上にある日蓮宗の寺院。寺格は大本山、山号を長栄山、院号を大国院、寺号を本門寺とし、古くより池上本門寺と呼ばれてきた。また日蓮聖人入滅の霊場として日蓮宗の十四霊蹟寺院のひとつとされ、七大本山のひとつにも挙げられている。(ウィキペディア フリー百科事典)