長崎外の古写真考 目録番号:3456 日光輪王寺相輪?と三仏堂

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長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号:3456 日光輪王寺相輪?と三仏堂

HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。

目録番号:3456 日光輪王寺相輪?と三仏堂
〔画像解説〕
相輪?は、寛永20(1643)年に天海大僧正が東照宮奥院に建てた青銅の塔。その後、二荒山神社付近に移されたが、神仏分離のため明治8(1875)年に現在の場所に移設された。輪王寺の三仏堂も、日光二荒山神社の境内から撤去され、明治12年に写真の場所に再建された

目録番号: 384 日光輪王寺相輪(2)      関連作品 目録番号: 31 同(1) 621 同(3) 6627 同(4) 
〔画像解説〕
日光輪王寺の相輪?は三仏堂と共に二荒山神社にあったが、 神仏分離令により相輪?は明治8年に、 三仏堂は明治14年に輪王寺に移された。 相輪?は多数の経典が収蔵された家光公発願の供養塔である。 相輪?の後に三仏堂が写っている。 相輪?の前にある2基の灯籠は糸割符仲間が奉納した糸割符灯籠。

■ 確認結果

目録番号:3456「日光輪王寺相輪?と三仏堂」は、次の目録番号: 384「日光輪王寺相輪(2)」など関連作品が(1)から(4)まであり、タイトルを合わせた方が良いと思われる。