琥 珀 石 松森神社境内
長崎市下西山町、松森神社境内にある。岩永弘著「長崎周辺”石・岩・陰陽石”」2002年新春刊2頁の説明は次のとおり。
境内左側に、小池をまえにした大きな石が立っており、石の右上に「琥珀石」と刻まれている。
今日、字体の風化が進み近寄って見なければ良くわからない。古の記録では、巾9尺、高さ5尺余とありだれが寄進したか不明である。昭和の本「栄光の長崎」には次のように記載されている。
「この石の上手に一根3本の大きな松があったので新井白石が琥珀石と名付けた」
琥珀石は松などの樹脂が埋れてできた鉱石。現地の石はそんな石には見えず、命名がよくわからない。