長崎外の古写真考 目録番号:6079 本妙寺浄池廟中門

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長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号:6079 本妙寺浄池廟中門

HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。

目録番号:6079 本妙寺浄池廟中門

目録番号: 254 本妙寺
〔画像解説〕
本妙寺は熊本市にある日蓮宗の寺。加藤清正の菩薩寺である。清正を祀る浄池廊がある。清正信仰の広がりで本妙寺に参詣するものが増え、本写真のように石段の両側に茶店が並ぶようになった。本妙寺で行われる頓写会と呼ばれる写経は有名である。

■ 確認結果

目録番号:6079「本妙寺浄池廟中門」は、目録番号: 254「本妙寺」の画像解説にあるとおり、熊本市にある寺である。「撮影地域:長崎」は間違い。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』による「本妙寺」の説明は次のとおり。現在の写真は、日蓮宗六条門流 肥後本妙寺HPから。

本妙寺(ほんみょうじ)
熊本県熊本市の熊本城の北西にある日蓮宗六条門流の寺で大本山本圀寺から「六条門流九州総導師」の特別寺格を与えられている。山号は発星山。本尊は十界曼荼羅。日蓮宗の熱心な信者であり肥後熊本藩の初代藩主だった加藤清正を祀る浄池廟(じょうちびょう)があることで知られる。奥に長い石段があり、上ると加藤清正の銅像がある。