長崎学さるく “城の古址周辺と烽火山の昔の番所道をさるく” (1) 平成21年11月
平成21年11月9日(月)晴。長崎学さるく幕末編行事 “城の古址周辺と烽火山の昔の番所道をさるく” 参加スタッフとも12人。講師は「《トピックスで読む》長崎の歴史」著者で長崎街道ネットワークの会江越弘人先生。
諏訪神社鳥居前9時半発ー新大工通りー春徳寺ー城の古址ーししこまさまー焼山城跡ー七面山妙光寺(昼食)ー烽火山番所道ー烽火山・狼煙台窯跡ー南畝石ー秋葉神社ー妙相寺15時着(徒歩約14km)
あまり知られていない長崎市東部の山、焼山と烽火山(標高426m)の史跡を山歩きを兼ね訪ねた。見学場所は次のとおり。江越先生作成資料から「9 焼山城跡」は概略を載せる。
1 大 手 橋
2 桜馬場天満宮(真言宗 威福寺跡)
3 上長崎村役場跡
4 桜馬場天満宮と雲龍寺跡
5 長崎村庄屋跡(長崎甚左衛門館跡)
6 華嶽山春徳寺(臨済宗建仁寺派)
7 城の古址 龍頭巌・末次平蔵政直の墓 金鍔谷 タンタンタケジョ 城の古址観音堂
8 ししこまさま
9 焼山城跡
焼山は、八気山とも書かれ、標高190m余の山城で、時代は不明であるが、長崎氏が築いたものである。現在、城塞の大部分が崩壊しているので、城の状態を知ることはできないが、僅かに崩れ残った石塁などから、高さ1m余の石塁が周囲300m以上に亘って焼山を取り囲んでいたものと思われる。
山頂の船人首塁(ふなとくびつか)と呼ばれる所は、かつて処刑されたポルトガル人の首を埋めた所という言い伝えがある。…