郡山八幡神社 伊佐市大口大田
伊佐市大口市街地中心から国道268号を水俣方面へ向い、車で約8分。右手に郡山八幡神社がある。
琉球建築の情調も強く加味されており。国指定重要文化財となっている。日本最古の「焼酎」の文字がある木片は資料館「木樽」に展示されている。木片写真は近くの観光案内板から。
伊佐市HP「いさ(伊佐)市」観光地案内による説明は次のとおり
郡山八幡神社 (国指定重要文化財)
郡山八幡神社は、建久5年(1194年)に創建されたといわれ、現在の建物は京都・金閣寺より古い16世紀頃に建てられたものです。今から500年近く前の建物が中央文化から遠く離れた薩摩に残っていることは非常に珍しく、昭和24年に国の重要文化財に指定されました。
昭和29年の解体修理の際、本殿北東の柱貫の先端から宮大工の落書きが発見されました。これは施工主の寺僧がケチで、改築にあたっていた宮大工に一度も焼酎をご馳走してくれなかったのに腹を立てて書き残したものと思われます。これが、わが国における「焼酎」という文字の初見であるとされています。
永禄2年(1559年)当時、すでにこの地方では焼酎が飲まれていたことが裏付けられ、民俗資料としても従来の説を覆す重要な資料となりました。
住所 鹿児島県伊佐市大口大田1549