石田城五島氏庭園のクスノキ  五島市池田町

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石田城五島氏庭園のクスノキ  五島市池田町

福江港ターミナルから通りの奥に見えるのが石田城跡である。五島氏庭園の入口は五島高校正門側にあるので、城跡の後ろへ回り込み、堀端前または紺屋町交差点から池田町通りへ入り、案内標識により高校前から入ると駐車場もある。国指定名勝。入園料 大人500円。
心字が池脇に立つクスノキは、樹齢800年と説明板がある。

2003年福江市針本氏作成「福江島 巨木地図」による説明は次のとおり。
五島家庭園  ク ス  6.05m

同庭園内には、文久年間造園の折、福建省から移植した「金明竹」(縞竹)と、雑木林だった現地に築城の時代から生えていたともいうアジア熱帯に産する「モクレイシ」の大木があるのが珍しい植物だそうである。
長崎県HP「長崎県の文化財」による庭園の説明は次のとおり。風景・史跡でも別項とする。

石田城五島氏庭園  名 勝(国指定) 

よみがな いしだじょうごとうしていえん
指定年月日 1991年11月16日   所在地 五島市池田町1番7号
石田城は,北海道松前の福山城とともに最も新しい大名城郭で,邸宅と庭園は,石田城二の丸の西南端に造られている。庭園は,座敷書院の東側に広がる三方を土坡(どは)と石垣で囲まれた地に約千平方メートルの池(心字ヶ池)を中心に造られている。周囲の庭石と築山は,すべて「鬼岳」の溶岩を用いており,植栽としては亜熱帯植物を配置している点に特色がある。また,作庭時期が明瞭で,邸宅も一体となって保存されていることなど,保存例の少ない城郭内の庭園である。