ウルトラマン岩? 裏雲仙の吾妻岳 雲仙市千々石町己
6月14日、九千部岳と田代原のヤマボウシ鑑賞に行った。宮さんは自分達のグループで長崎を早く発ち、九千部岳に登山後、田代原で昼食。午後からは吾妻岳へ鉢巻岳との鞍部コースを登り、吾妻観音へ出た。
吾妻観音から先の、標高869.8m三角点の吾妻岳山頂との間の中間あたりの道で、ウルトラマンに似た岩を見つけて、写真に写している。
宮さんのブログ記事は、次を参照。 http://blogs.yahoo.co.jp/khmtg856/18218350.html
鳥居がある吾妻観音の堂のところからは見えない岩で、私もこれまでまったく気付かなかった。通常は田代原からそのまま吾妻岳へ直登するため、吾妻観音へ行く途中では、振り返るか、帰りにしか見えない岩だろう。
上の写真がその岩。宮さんから記事と同じ写真を2枚送ってもらった。なるほど、ウルトラマンの顔。長崎の珍百景候補だ。最後の写真は、田代原から見た吾妻岳。
だれかすでに記事にしてないか。日記帳〜日々是好日〜氏の2006/12/3の日記「新たな趣味」にあった。次がその要点。 blue.ap.teacup.com/haradutch/587.html
…今回選んだ山は「吾妻岳」。何故この山?と言うと「歩きやすそう?」と言う判断だった。しかし・・・いきなり壁のような傾斜を歩き続ける。途中3度の休憩を入れながら1時間半で頂上へ。そこで、自らコーヒーを沸かし、茶菓子をつまみながら景色を堪能。
山頂周辺をブラブラ歩くと、吾妻観音という・・・自然の岩石の風の?観音像の造形を見つけた。その時の感動と何ともいえない達成感は、「あぁ〜山登りって自分に合っているかも?」としみじみと感じた。…
吾妻観音の道は、吾妻と千々石を結ぶ古道である。千々石側鉢巻山鞍部入口の分岐に「きため・あづま道」と刻んだ古い標石が実在していたのを、私は記録している。九州自然歩道ができてから、道が変わり標石は所在不明となった。
吾妻観音の堂内には、馬頭観音像が祀られ、堂横の人型の立岩が観音菩薩とされる。顔像の観音岩はないものとばかり思っていた。
好日氏日記と写真からわかったことは、宮さんが見たウルトラマン岩こそ、観音菩薩の岩像のようである。堂はこの岩を祀って建てられたのではないだろうか。
岩の観音さまを時勢とはいえ、早々にウルトラマンと見立てるのは恐れ多い。地元郷土誌の記録や話を聞いて、もう少し確認する必要があろう。