日見の散策 (9) 春日の風景・史跡  長崎市春日町

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日見の散策 (9) 春日の風景・史跡  長崎市春日町

長崎を旅立つ人は、「西の箱根」と云われた難所の日見峠を越した。諫早・矢上方面から長崎へ向かう人はこの地で身づくろいをして、長崎へ入った。長崎街道往来の重要な中継所であった長崎市の日見地区は、市街近郊の住宅地などに変貌しているが、現在も街道はトンネルに姿を変え、国道34号と長崎自動車道がこの地区を通り、長崎の中心へ入る交通の玄関口となっている。

日見の散策(9)は、春日の風景・史跡。大戦時の網場砲台跡と立岩(ルイ14世岩)は、老人ホーム橘の家下の尾根と海岸にあるが、難路で危険。
網場砲台跡は次を参照。 https://misakimichi.com/archives/7

網場から春日への県道、あば湾海づり公園だった沖に浮かぶ消波堤、社会福祉法人日春会特別養護老人ホーム橘の家、大戦時の網場砲台跡と天井鉄環・外の換気穴、立岩海岸から矢上団地を望む、立岩(ルイ14世岩)と立岩水神祠、若松家墓地、春日の地蔵堂、春日の集落、大石の入口、竹林内の大石と白竹神社祠

日見地区公民館編「日見の史蹟等」2005年3月刊の77〜85頁による説明は次のとおり。

写真  7〜     81 立岩水神様
立岩・ルイ14世岩。岩を側から見ると祠(水神様)が見える。日見地区のペーロン大会で優勝したチームはお礼と海上祈願にお参りする。

写真 10〜     66−1 地蔵堂
昔は、潮見町に春日町の者も行って一緒に地蔵祭りをしていたが、何か事情があっのか、春日町で分かれて祭りをすることになり、…昭和11年(1936)に寄付を募って地蔵堂を現在地に建立した。…地蔵堂内には地蔵菩薩、子安観音、弘法大師様を合祀している。…平成14年(2002)…堂の大規模修理を行った。

写真 13〜     63 大石さん(白竹神社)
県道大石バス停から西側山手20m程。此処にある大石がどこから現れたか不明である。大きな石の側に祀ってある。いわれについては山形県に関係しているようで、地元には直接関係ないようである。しかし、地域に雷が落ちないように雷の神として祀ったと言う話はある。
周囲は竹林であるが、昔は竹林は下の方に僅かに在るだけだった。周囲には、楠の大木が何本もあったそうで、この大石の麓からも大きな楠が伸びていたそうである。今は竹に駆逐されて、周辺に僅か数本残っているだけである。
白竹神社 安永4年(1775)建立(初代)。大正8年(1919)4月吉日建立。

バス停大石の設立ばなし
『春日町から垂水までの途中にバス停が欲しいと要望が出て、当時の自治会長(若杉氏)が運動して通学する子どもの為にバス停を設置してもらった。その時停留所名を大石神社の側だから「大石」でいいだろうと提案した。少々異論はあったが最終的に「大石」に決定した』(寄稿 若杉恒雄氏)