晧 台 寺 (1)仁王門など県文化財に  長崎市寺町

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晧 台 寺 (1)仁王門など県文化財に  長崎市寺町

長崎市寺町通りの晧台寺。(1)は、仁王門、山門、大仏殿の建築物が県文化財に指定されたニュース。(2)は、墓地の主な墓など訪ねる。
長崎webマガジン「ナガジン」の、発見!長崎の歩き方「寺町界隈ぶらり散歩道」による寺の説明は次のとおり。
海雲山 晧台寺(曹洞宗)

慶長13年、肥前国松浦郡山口村(現在の佐世保市相浦町)洪徳寺の第7代住持・亀翁良鶴が創建。はじめは洪泰寺と称し岩原郷にあったが寛永3年(1626)に寺町に移り晧台寺と改称。
晧台寺の墓域は広範囲にまたがり、上は風頭公園内の敷地に日本の写真の開祖・上野彦馬の墓、へいふり坂沿いにはシーボルトと深く関わりのあった楠本お滝、イネの墓がある。市指定史跡として、唐通事林(りん)・官梅(かんばい)家墓地、高島家墓地、後藤家墓地もある。

=2009/04/04付 西日本新聞朝刊=の記事は次のとおり。

県文化財 轆轤成形技術を指定 長崎市の晧台寺仁王門も 波佐見町の陶芸職人 中村平三さん(75)
県教委は3日、県文化財保護条例に基づく新たな有形文化財として長崎市寺町の晧台(こうたい)寺の仁王門などを、無形文化財として波佐見町の陶芸職人中村平三さん(75)の轆轤(ろくろ)成形技術をそれぞれ指定した。一方、県外移転のため1件の指定が解除され、県指定文化財は計365件になった。
■建築時の姿とどめる 晧台寺の3点
晧台寺の建造物のうち、今回指定を受けたのは、仁王門、山門、大仏殿の3点。このうち仁王門は、1680年の建築と伝えられ、残存する県内の社寺の門としては最古という。寺院中枢部への入り口の「中門」に当たり、門の両脇には一対の仁王像が置かれている。
寺院の「表門」に当たる山門は1837年、大仏殿は1768年の建築とされ、いずれも建築時の姿をとどめている点や、造形の価値の高さなどが評価された。

晧台寺HPによる伽藍案内のうち、「山門(仁王門)」の紹介は次のとおり。

桜上正面には中国福建省の鼓山に住していた為霖道霈の書いた「晧臺禅寺」という大きな横額が掲げてあります。階下の門柱には、「法門無遮擱鳳毛麟角来入室、禅開有機用鳶飛魚躍悉契宗」という対聯が掛かります。
この門は、延宝8年(1680)長崎奉行牛込忠左衛門の寄進によって五世逆流禎順が創建したものです。 その後改修され、昭和60年(1985)には腐食の甚だしかった仁王像も新調しました。