岩屋山の風景
平成19年8月6日、長崎市北部の岩屋山(標高475m)に行く。小江原林道の終点から約1km。九州自然歩道の急な道を35分ほどゆっくり登った。山頂にあった説明板は次のとおり。
岩 屋 山 標高475m
「長崎図志」によれば「大権現」の三字を刻んだ碑があり、かたわらに数十人が入れる石窟があったので、これにより岩屋山の名がつけられたものです。
また伝説によれば行基菩薩が開山した岩屋山神宮寺もこの山にあったといわれます。
江戸時代には長崎七高山の一つに数えられ大村純長が建立した神宮寺があったものです。
自然を美しく大切に 環境庁・長崎県
岩屋山の地形
岩屋山、稲佐山、金比羅山、英彦山の山々はもともと広い台地状の大きな火山であったと云われています。約200万年前から活動を始め、約60万年前には長崎市の中心部を埋めつくすような溶岩台地ができあがりました。
この火山は、活動が終ると侵食されて山体のほとんどを失ってしまいました。残った部分が、今、長崎市の周辺部を取り囲む山々であると云われています。
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