彦山の昭和十三年長崎アルカウ會「質実剛健」の碑

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彦山の昭和十三年長崎アルカウ會「質実剛健」の碑

林正康先生の「長崎県の山歩き 新版」(葦書房2000年)彦山(標高386m)の項、19〜20頁に次のとおり紹介している。この碑のことはミラン山の会のHPにも写真があった。

彦山へ登るには、飯盛神社の石段を少し下がった所から左におれ、広場の右端から製材作業所の前を通って行きます。
頂上にある英彦山神社へ登る石段のわきに、珍しい石碑があります。「質実剛健」と達筆で刻まれた文字の右横に「大正十一年九月十八日創立」、下に「長崎アルカウ會」、左横に「昭和十三年十二月十八日二百回登山記念」と刻まれています。
山の上には、ロボット雨量計の中継局やマイクロウエイブの巨大なバラボラアンテナがたっています。
山頂からの眺めは長崎の町が一望に見渡せ、稲佐山にそって深く湾入した長崎港の港口には、香焼や伊王島が浮かんでいます。

実際行くには、田手原バス停の先に「豊前坊神社」の標識あり、車が広場まで上る。これから左へ山道を登って20分、山頂の「英彦山神社」参道石段にかかった左脇にある。横幅4m、高さ2mほどある大きな石面。まさに達筆である。山の先駆団体の記録が見あたらないのが残念である。