サント・ドミンゴ教会跡資料館  長崎市勝山町

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サント・ドミンゴ教会跡資料館  長崎市勝山町

長崎代官であった末次平蔵の屋敷跡は、現在、長崎市立桜町小学校が建っている。末次平蔵が屋敷を構える以前は、サント・ドミンゴ教会が建っていたが、慶長19年(1614)の禁教令によって破壊された。
桜町小学校は、平成13年に新興善小学校と勝山小学校が合併し、勝山小学校の敷地に新築された。建替えに伴い、敷地内の発掘調査が行われ、遺構は桜町小学校の敷地内に「サント・ドミンゴ教会跡資料館」として保存され、一般に無料公開されている。

この教会は、長崎代官の村山等安がドミニコ会に寄進した土地に、薩摩を追われたモラーレス神父が、京泊(現在の鹿児島県薩摩川内市)にあった教会を解体して、木材を船で運んで建てたものである。完成してからわずか5年後には、徳川幕府の禁教令により破壊されてしまった。
禁教令が出される以前の、江戸初期の教会遺跡が残っているのは全国でも珍しく、キリスト教の象徴「花十字紋瓦」約80点のほか、多くの遺物が発見されている。

所 在 地■長崎市勝山町30−1(長崎市立桜町小学校内) 
資料館入口は長崎歴史文化博物館通り側にある。
開館時間 ■ 9:00〜17:00
休 館 日■毎週月曜日(祝日の場合は開館)と12/29〜1/3