長崎の外国人居留地跡標石(境石・地番標) (23)〜(27)
平成6年7月1日発行「長崎の碑(いしぶみ) 第2集」129〜142頁に、長崎市南公民館の研究グループ「どじょう会」が行った長崎の外国人居留地跡標石(境石・地番標)の調査結果が報告されている。 参 照 https://misakimichi.com/archives/1483
現地の主な標石には、長崎市教育委員会がその後、小さな陶板プレートを標石脇に埋め込んでいる。
これら標石の1つ1つを、現在の時点で再確認した。(23)〜(27)の標石は上の写真のとおり。
どじょう会の報告に表われていない境石・地番標とも思える標石も参考のため掲げる。
標石 (25) 土肥徹宅の左隣に新築の家があり、裏手の左角下にある。下の小浦宅から回って見た方がよい。マリア園のグランド真下。「修道院」の境界柱が溝の対面にある。
標石? F ロシアコンスイ坂から三菱電機清明寮駐車場へ入る右道脇。これは「三菱電機」の境界標。
標石? G 同坂から三菱電機清明寮駐車場へ入って左上。これも「三菱電機」の境界標。
標石? H 同坂から三菱電機清明寮駐車場へ入って右道下の斜面地。
正面に「十九…」、裏面に「二十番」と刻面があった。今回、新たに見つかった「居留地地番標」。地上に見えている面の寸法は、縦13cm、横18cm、高さ25cm。
標石? I 同坂登り口から長崎市南公民館へ向い、すぐ左道脇。丸柱と新しい角柱の上だけ見え不明。
標石? J 長崎海洋気象台の方へ向い、すぐ左道脇の駐車場角にある。これは「陸軍」の用地標。裏面に「六」。
標石? K 長崎海洋気象台入口道路の左角にある。これも「陸軍」の用地標。