(H)川下のヘツカニガキ  諌早市飯盛町川下

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(H)川下のヘツカニガキ  諌早市飯盛町川下

国道251号線により矢上大橋を渡り戸石へ向い、池下を経由して大門まで行く。大門海岸に案内標識があり、防波堤上の車道を最奥の瀬渡し店まで進む。
「川下のヘツカニガキ」は、店裏手となる高台斜面地にあるので、坂道を歩いて上がりすぐ右へ入り、人家先の広場まで行くと石垣上に立っている。
次の樹木の再掲。 https://misakimichi.com/archives/378

2001年7月開催「第15回 ながさき巨樹・巨木を見る集い(東長崎地域)」の「東長崎巨樹マップ」に、(H)でへツカ二ガキを記している。同写真説明は次のとおり。

飯盛町のへツカ二ガキ

県指定天然記念物  昭和53年3月22日  北高来郡飯盛町川下名531 川下政行
へツカ二ガキはアカネ科の南方系の落葉高木で、九州と四国に分布するが、本州にはない。九州西海岸では、長崎付近が北限である。最初鹿児島県の辺塚(へつか)で発見され、「辺塚苦木」(へつかにがき)の名がつけられた。茎や葉に苦味がある。
この木は橘湾に臨んだ丘陵の南側にある自然林内に自生している。根元に近いところの幹まわりが2.3m(その上が二大支幹に分かれ、樹高10m)あり、北限地にこのような巨樹が生育していることは珍らしい。