川原大池—阿池姫(おちひめ)伝説と湖畔風景
野母半島県立公園の川原大池。長崎市宮崎町にある。現地モニュメント説明板は次のとおり。
川 原 大 池
その昔、旧川原村の領主高満の娘「阿池姫」が船もろとも沈んでしまった。阿池姫は竜に姿を変え、村の守護神となった—という伝説にまつわる川原大池。県内最大の天然湖であり、長崎観光百選の地として広く県民に親しまれている。
広さ十・三平方アール、周囲一・九キロメートル、最大水深九メートルで、鮒、鯉、ブラックバス、テナガエビなどが生息している。とりわけヘラブナは五十センチを越す大物が釣れることで、全国的に有名である。別名、「竜ヶ池」ともいう。