1−F 「長崎要塞第一地帯標」が新たに飽の浦峠道で見つかる

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 今回見つかった「長崎要塞地帯(区域)標」の標石1本は次のとおり。これで私たちが確認したのは、合計24本となった。第一地帯標は7本である。

1−F 飽の浦峠の手前、旧峠道市道の道脇 (確認 長崎要塞第一地帯標 第一六九号)

平成19年7月29日(日)、飽の浦公園に集合。飽の浦峠から稲佐山・小江原団地まで縦走した。飽の浦峠までは人家の中の旧峠道市道坂道を上る。この道は昔、福田遊園地の前となる大浜ペーロン小屋前海岸へ小さい頃、泳ぎに行くためよく歩いた。峠に着くすぐ手前、入船町24街区の角で、この標石を今回偶然に見つけた。

「長崎要塞第一地帯標」「第一六九号」である。写真は上のとおり。防火用水の後にあり、写真がうまく撮れない。こういった里道にあった標石は、戦後、ほとんど撤去されたが、難をのがれた1本と言える。「第一六九号」という大きな番号が示すとおり、当時は里道のあちこちに建てられていた。まだ探せば残っているのが出てくるかも知れない。
標石はただし「第十六九号」と刻んでおり、改刻かも知れず、番号の意味がよくわからない。