諫早街道の「三本松の一里塚」 諌早市長田町
諌早市長田町を通った諫早街道(永昌宿〜多良宿)に、昔の街道の原型を留めた一里塚があることを知り、見に行った。
場所は位置図のとおり。国道207号線のJR肥前長田駅先の長田交差点から左折。長崎本線の踏切を渡ってしばらく行き、右の細い車道に入る。これが諫早街道の道で、見晴らしのよい「大蔵神社」へ出る。
大蔵神社の先の街道は、林間を山道によってまっすぐ小川まで下る。農道は図のように上流の橋を渡って迂回する。小型車1台がやっと通れるような狭い道である。
合流した谷間からまた高台へ登りにかかり、街道が農道と分岐するところに一里塚がある。石を高く積んだ大きな塚。
脇に標柱が設置され、「諫早街道一里塚 三本松跡」と説明していた。この先は道が荒れて歩けなかった。
fwd−net長崎・諫早サイト「諫早の散歩道」による「諫早街道(永昌宿〜多良宿)」の中の説明は次のとおり。
諫早街道(永昌宿〜多良宿)
…JA県央長田支所の前を過ぎると、間もなく旧長田小前に出ます。その道前左手に土橋貞恵翁の生家跡があります。この道をまっすぐ上り詰めた所に大歳神社があります。ここからの眺望はすばらしく籠立て場になっていました。
大歳神社から、下って田圃沿いに歩いていくと、ちょっと上り坂になってきて、農道から分かれます。別れ道のところが、「三本松の一里塚」です。ここの一里塚は、よく原型を留めていますが、随分現在の道から外れているからでしょうか?
一里塚から先は、古道を傷めずに、きれいに整備して頂いています(感謝)。気持ちの良い道を抜けて、正久寺の集落です。…