椎根の桐谷邸のケヤキ 対馬市厳原町椎根
石屋根倉庫で有名な「椎根」集落は、厳原港とは島の反対側、西海岸にある。いろいろ行く道があるが、今回は豆酘瀬から入った。
厳原港からいったん南下、県道24号線により豆酘方面へ行く。久田トンネルを抜けると、安神の山上に三叉路があり、右上手の豆酘瀬へ向かう県道192号線へ入る。
同県道は山手を越し、鮎もどし公園入口を通って豆酘瀬へ下るので、これからまた島を一周する県道24号線に入る。今度は西海岸を北上して行くと椎根へ出る。
椎根「桐谷邸のケヤキ」は、石屋根倉庫を見に行く時、そのすぐ手前で目にした木。ちゃんと巨木リストに載っていた。桐谷邸の後ろの林にマキの大木も見えた。
対馬観光物産協会発行「対馬の巨木と自然」(2003年改訂)リストによる説明は次のとおり。
93 桐谷邸のケヤキ ケヤキ 幹回り 3.88m 樹高 13m
今リストを見て、椎根集落へ入る前、山手へ行くと椎根の「豊和多都美神社」があり、その社叢に万松院の大スギを越す、幹回り7.91m、樹高32mのスギがあることに気づいた。
「厳原町誌」は全然、記してなかったこと。完全な見忘れとなった。誤字か、誤計測か、根元が2本の合体スギと考えられそうだ。