壱岐白沙八幡神社社叢  壱岐市石田町筒城仲触

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壱岐白沙八幡神社社叢  壱岐市石田町筒城仲触

「白沙八幡神社」は、壱岐島の東南部、石田町の東端にある筒城海水浴場の前に大きな鳥居がある。まっすぐな参道を道奥まで行くと社殿があり、社叢がある。
壱岐空港が近くにあるので、印通寺港から県道23号線を行き、途中の分岐から壱岐空港方面の道へ入り、筒城海水浴場前まで行く。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。

壱岐白沙八幡神社社叢  県指定天然記念物

指定年月日 昭和43年12月23日  所在地 壱岐郡石田町筒城仲触1010
所有者 白沙八幡神社
この社叢は、壱岐の東南側の低地、海岸側から1kmたらずの距離にある。スタジイが優占し、ヤブニッケイ・タブノキ・イヌマキ・ホルトノキ・イスノキ・クスノキが林冠を形成する。林内にはヤブツバキ・イヌガシ・ハマビワ・クロキ・ネズミモチ・マサキ・コショウノキ・ハクサンボク・クチナシ・ヒサカキなどの常緑低木が成育し、林床にはアリドウシ・ホソバカナワラビ・フウトウカズラ・テイカカズラ・サカキカズラ・キジョラン・ツワブキ・ムサシアブミが繁茂する。
壱岐は低平な島で、かつてこの地をおおっていた照葉樹林は伐採され、あるいは農地に姿をかえている。そうした中で、この社叢は原型をよく残している貴重な存在である。