壱岐安国寺のスギ  壱岐市芦辺町深江栄触

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

壱岐安国寺のスギ  壱岐市芦辺町深江栄触

足利尊氏・直義兄弟が、暦応元年(1338)頃から約10ヵ年にわたり、平和を祈願し、元弘以来の戦死者の菩提をとむらうため、全国六十六国二島に一寺一塔をつくった。壱岐安国寺はその1つである。
安国寺は、芦辺町の南にあり芦辺港から県道23号線により行く。印通寺港からなら原の辻遺跡を通り、同県道により行く。

境内に樹齢1000年とも言われ、形が美しく今も樹勢が良い大スギがあり、県の天然記念物に指定されている。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。

壱岐安国寺のスギ  県指定天然記念物

指定年月日 昭和43年12月23日  所在地 壱岐郡芦辺町深江栄触464
所有者 安国寺
指定のスギは壱岐で名高い安国寺の本堂の前に高くそびえているもので、目通り幹の回り6m余り、根回り10m、樹高25mほどあり、樹形はスギの特徴をよく現して、まことに端正でスマートである。このスギの樹上、高いところに、オオバヤドリギが寄生している。
スギはスギ科の常緑針葉樹で、日本特産。中国のほか、ヨーロッパやアメリカにも日本から早く渡っていった。日本の樹木のうち最も高く生長し、世界の樹木のうちでも長命のものとして名高い。