はらほげ地蔵 壱岐市芦辺町諸吉本村触八幡浦
「はらほげ地蔵」は、芦辺町の東、「左京鼻」のある八幡半島の八幡浦海岸岸壁の海岸にある。
芦辺からなら県道24号線、郷ノ浦港なら県道173号線、印通寺なら県道24号線により芦辺町諸吉二亦触交差点近くまで行き、「左京鼻」の方へ向かう。
八幡浦へ入って、八幡保育所先から漁港の岸壁へ出ると、「はらほげ地蔵」の六地蔵が海岸に祀られている。
七夕会壱岐観光情報HP「壱岐ファイル」神社仏閣編による説明は次のとおり。
はらほげ地蔵 場所 ● 芦辺町諸吉本村触八幡浦 アクセス ● 芦辺港から車で10分
六地蔵は六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天)において衆生の苦患を救うという六種の地蔵である。海女で有名な八幡浦の海中に祀られている。自然石の頭部で、腹が丸くえぐられているので、はらほげ地蔵と呼ばれている。何時、誰が、何のために祀ったかはっきりしたことはわからないが、遭難した海女の冥福のため、鯨の供養慰霊のためなどと伝えられる。胸の穴は、満潮になって地蔵が水没しても供え物が流れないように、船から供え物ができるように、あるいは流行の疫痢の疫病退散祈願のためなどと言われる。