熊野神社のスタジイ  諌早市真崎破籠井名

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熊野神社のスタジイ  諌早市真崎破籠井名

諌早市真崎破籠井名の熊野神社は、風観岳(標高236.2m)の南麓にある。国道34号線諫早バイパスの明峰中学校前交差点に「破籠井」の道路標識があり左へ入る。県営バス「下破籠井」バス停で道が交差するが、まっすぐ行って住宅地の高台を越すと近道。
下ると風観岳下の谷間となり、前方に最近、護岸をした川にガードレールの橋がある。この橋を渡り、田の道を登って行くと熊野神社に着く。下破籠井までは長崎街道の道。

「諫早近代史」諌早市平成2年刊の特記すべき植物個体147頁によると、スタジイとして諌早市第一の巨樹。幹囲4.42mとある。
参道石段左にイスノキ、社殿へ上がって左の林にも、同じくらいのスタジイの大木があった。
Otkji.K氏「長崎の樹木」の中の街路樹による熊野神社の説明は次のとおり。

熊野神社

諫早市・破籠井(ワリゴイ)にある神社。入口近くにはスタジイの大木がある。本堂前の境内にはサザンカが咲いていた。神社社叢には、イスノキ、アラガシ、ムクロジの他、ヤブツバキ、ハリギリ、カクレミノ、ミミズバイ、シイモチ、サザンカ、ミサオノキを見ることができる。シュロも自生していた。 ミサオノキの低木が多く自生しているのが特徴。

案内板によると、平家の落人が近くに住みつき、建仁2年(1202年)に平家の守護神・熊野大権現を建立したのが、熊野神社であるという。毎年2月1日に桃手祭りが行なわれる。昭和62年10月には、鎮座800年祭りが行なわれており、平家の落武者にまつわる由緒深い神社である。