佐藤家住宅主屋外4棟(国登録有形文化財) 長崎市西泊町
明治初期から中期に造られた煉瓦外壁を配した木造家屋と石造倉庫など。再現することが容易でないものとして「佐藤家住宅主屋」外4棟が国登録有形文化財となっている。
長崎市の西部、西泊町バス停のすぐ裏手にある。現地説明板の概要は以下のとおり。
西泊は幕府の鎖国時代、長崎港警固のため戸町番所に相対する西泊千人番所があった港口の浦。古い町並みの名残りがまだある。
後の5枚は、近くで見た井戸、三角溝、石段手摺、海底電線倉庫。
登録有形文化財 佐藤家住宅主屋外4棟 登録年月日 平成9年11月5日
この佐藤家住宅は、主屋、木造別棟、木造附属屋、石造倉庫A、石造倉庫Bの5棟からなる。幕末から明治中期にかけて外国人居留地で多く建てられた石造倉庫と、町屋風の主屋や数寄屋風の木造別棟などが共存して全体をなす姿は極めて貴重であり、平成8年10月に文化庁が導入した登録文化財制度により、県内では2番目に登録された。