日島曲崎海岸のハマジンチョウ  南松浦郡新上五島町日島郷

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日島曲崎海岸ののハマジンチョウ  南松浦郡新上五島町日島郷

奈良尾から行くと若松大橋を渡り若松側GSから左折し、県道169号線により若松島北西部の突端にある日島を目指す。魚生大橋や有福島を通り、日島まで堤防道路などで陸続きとなっているが、約15kmはある。
若松港からは山手の若松トンネルを越し中央小学校へ出、少し海岸沿いに戻ると同県道へ出る。

日島へ堤防を渡ったすぐのところの海岸部に曲地区の石塔類(県指定史跡)はあり、海水浴場などとともに島全体が「若松ディアパーク」となっていた。この半島や島は今でも九州鹿の生息域。県道を悠然と横切る。
ハマジンチョウは、この史跡のすぐ側で、海水浴場裏手の海岸に見られる。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」の中の街路樹による説明は次のとおり。

日島曲崎海岸のハマジンチョウ

半島にはハマジンチョウが広がっていたが、訪れたのは秋。残念ながら花期は春。半島の多くは、ハマビワが占有しているが、モクタチバナも点在していた。モクタチバナは、まだ花を付けていた。
半島には、お墓のような石塔が多くある。「日島曲古墳群」と云われていて、南北朝から室町時代後期の宝篋印塔や五輪塔などがある。弥生から古墳時代の土器片も発見されていて、長期に亘って海上ルートを支配できた豪族がいたことを示す貴重な古墳群と云う。
周辺は公園になっていたが、動物の糞があちこちに見られた。ひょっとして、シカの糞? 五島列島には日本鹿の一種のキュウシュウシカ(九州鹿)がいる。